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人間の成長とは何か?

2021/05/18
 
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 私はKindle作家の浅岡家山といいます!  このブログでは『やさしさ』や『物語技法』『Kindle本』などの皆様に役立つ知恵を、色々な形で発信していきます。
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目次

人間の成長とは何か?

 今日は人間の成長とはどういうことかという記事です。
 私は昔から人間が成長していくことに興味がありまして、そういう哲学的というか人生論を調べていました。そしてそういうのを好む人たちと交流してきました。そのなかで気づいたことを記事にしています。

 今日は人間の成長とは何かという記事です。

 はじまりはじまり~♪

 ※この記事は当ブログの記事を再編集してまとめたものです。

ブログを読むのが億劫という方は動画をどうぞ。内容はブログと同じです。

人間の成長とは変化を受け入れること

 結論から言えば人間の成長とは、自分を変えることですね。自分の中にある衝動や世の中の変化からそれに適応するように自分を変えていくと。

 人間には遺伝子に組み込まれた衝動があると思います。たとえば子供だった頃に性欲はあまりないのですが歳を取るうちに第二次性徴が始まり、性欲が高まります。心身が恋愛を欲するんですね。つまり自分を変化させる衝動があるわけです。
 そして、その変化を受け入れて恋人を作ろうと行動をし恋愛に適応するために自分を変えていくと。その結果、愛が成就します。


 たとえば身だしなみを整えるために美容室に通うようになったり香水を買ったり、流行の洋服を購入して垢抜けた格好をするとか。また、異性の心理を理解するために恋愛教本を買って読んだり、誰かに相談したりします。


 ニートだった青年がある異性に恋をしてその人と付き合いたいために働くようになる、これも成長です。恋愛という変化を受け入れ自分を変えようと努力をしたのです。

人間は賢い

 人間が成長していくには変化が重要です。そして変化するために大切なのが失敗から学ぶということです。


 たとえば駆け出しのお笑い芸人は小さなライブで、新作のコントをして観客の反応をみます。そしてここは反応が薄かったとか、ここでは笑いが起きたとかコントのできを調べます。そして、さらに面白くするにはどうしたらいいかを考えます。そうやって面白いコントを作っていきます。

 観客の笑いがなかったという失敗を受け止めて、学んでいるんですね。

 つまりお笑い芸人として面白くするために行動をしてうまくいけば続ければいいし、うまくいかなかったら改善すればいいと。

 こういう感じで人間は状況の変化に適応するために失敗から学び、自分を変えていきます。

人類の歴史と性悪説

 人間の成長で重要なことは人間は生まれながらに悪だということです。
 私は性悪説を信じています人間には悪の気持ちがあります。だから太古の時代から世界中で戦争が起きたのでしょう。


 人類は自分が欲しいものを手に入れるためなら他人から奪っていいとか、金儲けのためなら人間を奴隷にしていいとして乱暴をしてきました。その結果、二度の世界大戦が起きたり今もテロ行為が行われています。人間は生まれながらに悪なのです。


 しかし人間はその悪をコントロールすることができます。たとえば性欲も、異性が欲しいという原始的な衝動が元にありますが、それをコントロールし、異性と接し、異性と歩みを同じにして成長し、恋人ができて愛に昇華します。人間は生まれながらに悪を持ちますが、それをコントロールすることで、善になり人間は成長してきたのです。それが変化するということです。

世の中は変わっていく

日本では、過去に徳川幕府が大政奉還をして明治政府ができました。それから日本が二度の核を受けて太平洋戦争が終わるまでが約八十年です。


 ここからわかることは、我々が生まれ、死ぬまでがだいたい八十年だと仮定すれば、八十年で世の中は大きく劇的に変わります。


 たとえば私の子供の頃はレコードが家にあり、カセットテープで音楽を録音して聴くのが当たり前でした。そのためのラジカセやウォークマンがありました。でも、それが今ではMDを経て、IPODになり、スマホになりました。三十年あまりでそれだけの変化が起きました。あの大きかったCDラジカセが性能も良くなった上にスマホという小物になりました。カセットテープでは最長で180分しか音楽を録音できなかったのが、スマホでは数千曲も録音することができます。
 信じられない変化です。でも、人生ではそれが当たり前なのです。
 そして人は変化を受け入れ、適応するために新しいスマホを買いました。自分を変化させたのです。 

 人生を八十年と仮定すれば世の中は大きな変化が起きます。それに自分の遺伝子により自分も内面も大きな変化が起きます。


 たとえば子供が大人になり恋愛をして愛を知り、赤ちゃんが生まれて親としての責任感が生まれます。そうやって人間は大きくなっていきます。
 人間は、世相という外側と自分の内面という内側の両方の変化が起きます。その両方に適応するように自分を変えていき、成長していき自分の器を大きくしていきます。


 変化を恐れず新しい道に歩を進めることが人類が成長するということでしょう。だからもし成長したいなら、どんどん変化を受け入れ自分を変えていって下さい。それが人間が成長するということですから。

 

どうしたら成長を加速できるか?

 続いて成長を加速する方法について話しましょうか。
 人間は遺伝子によって恋愛をしたくなる時期などがきます。でも時期が来る前にそれを叶えることも可能です。そのための成長を加速する方法を説明していきましょう。これは自分の人生を設計していくことにもなるので良い参考になるかなと思います。

自分の願望や野望を見つける

 まず、自分に正直になって本当に欲しいものは何かと考えてみて下さい。今、何が欲しいですか? どうなりたいですか? たとえば異性でもいいし、お金でもいいし、自分が欲しているものと正直に向き合って下さい。

 ポイントは、周りの友人が持っているからこれが欲しいというのは良くないです。それは他人と比べることで欲しているだけで、本当に欲しいものではありません。他人と比べることはせず、本当に欲しいものは何かを考えましょう。また、親とか世間の常識は関係ありません。他人のためではなく自分のために何がしたいかを考えて下さい。

 たとえば子供の頃に友達からいじめられて悲しいときに、小説を読んだら物語に癒やされて、自分もそういう小説を書いて作家になりたいというのもいいでしょう。または家が貧乏で牛肉を食べたことがない、だからお金持ちになって腹一杯、牛肉が食べたいでもいいでしょう。自分の境遇から起きる自分にないものを取り入れたいというのは人間の成長に欠かせない要素です。自分が体験したことがないことをしたいというのがポイントです。

計画や作戦を練る

 自分の願望や野望が見つかったら次に、それを手に入れるための計画を立てましょう。たとえば、小説家になるために三年以内に新人賞に応募するでもいいですし、お金持ちになるために三年以内に起業するのもいいでしょう。おおまかに計画を決めて下さい。そしてリサーチをして下さい。


 ネットで、「小説家になるにはどうしたらいいか?」とか「お金持ちになるには?」と検索して、十以上のサイトを読んで下さい。情報を得たらさらに図書館に行って、関連の本を数十冊、読んで下さい。というのも今の時代、小説や起業の分野は細分化が起きていて詳しい情報が必要だからです。


 たとえば小説家になろうと思っても様々なジャンルがあり、それらを知り、自分は何が向いているか、何を書きたいかを考える必要があるからです。起業についても本で調べることで必要な手順がわかるでしょう。


 この本を読んで学習することは、かなりしんどいかもしれませんが、絶対に夢を叶えるんだ、と思えば行動を続けられるでしょう。それができないならその程度の願望だったということです。

 そして、本を数十冊読むことで今の時代にあるものがわかります。逆にいえば、そこにないものを作ろうと考えることで、今の時代にまだないものがわかります。それがオリジナリティがあって、成功の種になります。それを見つけることで成功への一歩が踏めます。


 さて今までにないものが見つかりましたらそれを叶えるためにはどうしたらいいかを、具体的にしていきます。おおまかに決めた計画を細分化していって、今の自分ができることまで最小化します。そして、それを行動します。

 たとえば小説家になりたくて、自分はミステリー小説が書きたいと思うなら、まずトリックの作り方を学ばなければいけません。そのためにミステリー小説のトリックの作り方の本を探して読んだり小説を読んで調べたり実際に作ってみます。そうやって一歩一歩、基礎作りをします。
 
 また、一週間に一度、自分を振り返る時間を作って下さい。たとえば静かなカフェに行き、数時間、自分の夢に向かって今はどのぐらいなのかを考えるとか。ノートパソコンなどを持ち込んで、夢について現在の進捗度を調べて下さい。そして、進捗度に応じて、今、何をすべきかを出して、それを行って下さい。

どうしたらできるかを考える。毎日、自分に問いかける

 ここからは計画を進めるためのコツをいくつか紹介します。

 まずは自問自答です。
 人間の脳は、疑問文を問いかけると無意識に答えを探す習性があります。
 たとえば小説家になりたいなら「どうしたら小説家になれるか?」と呟いて下さい。すると無意識に答えを探しますので、その人に合った答えに導かれます。
 たとえば、たまたま本屋に行って目についた本にヒントが書かれていたり、お風呂に入ってゆっくりしたときにふわっとアイディアや解決策が浮かんだりします。
 それを受け入れて行動を変えることで夢は叶います。
 自分の願望を細分化して作った、計画目標を疑問形にして呟くことで、一つ一つの問題を解決していくことができます。それが夢を叶えることになります。

PDCAサイクルを回し続ける

 もう一つはPDCAサイクルという方法です。
 これは、物事を進める場合に、計画→実行→評価→改善をして、継続的に改善していく方法です。

 たとえばトリックを学ぶという計画を立て、実際にトリックの本を読み、自分でトリックを作ってみます。そしてトリックがうまくできたか評価して、それを良くするための改善をします。簡単に言えば失敗から学ぶということですね。どんどん行動をして失敗をして改善していく。するとどんどん良くなっていけます。

 ポイントは改善です。これは良い評価が出た場合は、さらによくするにはどうしたらいいかを考え、悪い評価が出た場合は、どうしたら良くなるかを考えることです。
 
 このPDCAサイクルは、毎日するのもいいでしょう。
 一日の終わりに、今日一日に、良い結果が起きていたら、さらに良くするにはどうしたらいいかを考え、悪い結果が起きていたら、どうしたら良くなるかを考えるのです。それをノートに書きためていき、毎朝、それを見て、自分の行動を変えていくといいでしょう。すると、どんどん良くなっていけます。

スキルをどんどん身につけて場所を変えていく。

 最後にスキルを身につける上で一つのヒントを説明しておきます。

 結論から言えば、同じ仕事を長く続ける必要はないということです。
 たとえば自分の野望のために何を身につけるべきか考えて、それに合う仕事に就きます。そして、一通り仕事ができるようになりスキルが身についたら転職しましょう。そうやって自分に必要だと思うスキルが身についたら次々と仕事を変えて自分を高めていくと。

 たとえばアロママッサージのお店を開きたいという野望があるなら、マッサージの勉強をしつつ、まず接客業を学ぶためにコンビニで働いて、人との接し方を学びます。そして一年ぐらい働いてスキルが身についたら、次に綺麗な言葉遣いを学ぶためにホテルの受付に転職するとか。
 そうやって、仕事を次々と変えながら目的のスキルを身につけて下さい。自分の夢のために必要なものは何かと考えてそれに合わせて仕事を変えていくと。

成長するのでワクワクする

 最後に成長するのでワクワクするというお話です。
 成長していくということは、図らずも怒られることに繋がります。
 でも、怒られるというのをネガティブに考えずにポジティブに考えよう、するとワクワクするというお話です。

 仕事などで怒られている人たちが少しだけ元気になれるかなと思います。

成長するので楽しくなる

    
 前にも書きましたが人間が成長するということは変化するということです。そして、成長することは楽しいものですね。だって今までできなかったことができるようになるからです。

 たとえば仕事でできなかった作業が完璧にできるようになったとか、車の免許が取れて自動車でドライブに行けるようになったとか。
 また他人との付き合いも変わりますね。たとえば仕事で今まで新人として扱われていたのが成長したことで周りから信頼されるとか。恋愛で友達だった人と恋人になれたとか。今まで見えなかったものがは見えるようになります。


 これは植物と同じだと思います。植物が大きくなるにつれ、花を咲かせて実をつけますよね。種の頃は周りに土しか見えなかったのに成長することで花を咲かせ、空の大きさを知ります。植物も大きくなるにつれ見える世界が変わるのです。

成長するコツは感謝と謝罪

 
 人間が成長していくためにコツがあると思いますか? 私はあると思います。それは感謝と謝罪です。


 感謝とは、他人から喜ばれることを率先して行い、相手の気持ちを良くするということです。すると感謝されて自分も嬉しいと(笑) これは簡単ですね。

 たとえば家族の好きなものを用意するとか。父親のためにビールを買っておいて仕事から帰ってきたら無言であげると。すると喜ばれます(笑)


 そんな感じで相手が必要とするものを先回りして用意しておけば感謝されます。それは事業も同じですね。消費者が欲しいもの、需要のあるものを作り、相手に届ければいいのです。もちろん競争もありますが、経済の発展は消費者の要望から始まったのかもしれません。


 次に謝罪とは、何か失敗した時、反省をして同じ過ちを繰り返さないように対策を練り、その上で謝罪するということです。つまり改善するということです。PDCAサイクルですね。これでまた成長できると。

 たとえば電話応対で相手の名前を聞きそびれて上司につなげてしまった場合、次から同じ失敗をしないように、相手の名前をメモする習慣をつけるとか、ききそびれないように復唱する癖をつけるとか。改善することで人間は成長します。

 謝罪は形だけ謝っても意味はないですし、他人の気分を害するだけです。そこに自分の非を認めて同じ失敗をしないように改善することで相手も許してくれると思います。


 こうやってPDCAサイクルをしながら感謝されていく行動をしていくと、だんだん人間の本質がわかっていきます。そして残念ながらわかりあえない人もいることを知ります。


 わかりあえない人たちはたとえ良いことをしても受け入れてくれなかったり、何をしても怒り出したりします。


 そういう人と出会ったら自分の身を守ることだけに集中して下さい。その人とわかりあえないことは自分の問題というよりも相手の問題なのです。だから変わるべきは相手です。でも、そういう人は往々にして自分を変えません。だから周りはくたびれるのです。


 そういう人に対しては身を守ることを第一に考えて対策を練るといいでしょう。

成長するためなら怒られても平気になる

 成長することがわかってくると怒られることも少しずつ嫌ではなくなります。だって、怒られることによって自分が成長できるとわかっているからです。


 前にあるドラマを見ていて、売れない俳優をしている主人公が演劇のワークショップで、先生からひどく怒られます。でも苦にしていません。なぜかというと怒られることで、自分の枷を外していくのがわかっているからです。

 人は子供の頃からその場にそぐわない言動をすると押さえつけられます。たとえば電車の中で騒いでいたら静かにしないといけませんと怒られるとか、スーパーの中で走り回っていたら、走ってはいけないと怒られるとか。そうやって感情を外に出すことを咎められ次第に、感情を抑圧して行動をしなくなります。


 でもワークショップで怒られることで、その押さえつけの枷を外すことになるからです。「こら、もっと感情を出せ!」とか「もっと自由にしろ!」とか怒られることで心身に刻まれた押さえつけの枷を外さなければいけなくなるので、結果的に自由になれると。


 そうやって怒られることでますます演劇の技術が磨かれて力量を伸ばすのですね。こうなるとワクワクしますよね。怒られることでどんどん成長できるので、あえて怒られにいくと。そしてさらに成長していきます。

 私はコンビニで働いていたときに人手不足でよくオーナーと仕事をしたのですが、よく怒られましたね。それで一生懸命、メモを取って覚えていきました。新しい問題が起きても、同じ間違いをしないように対策を練ることで乗り越えていきました。半年も経つと自信がつきましたし、オーナーから信頼されて金庫番を任されたこともありました。怒られたくないから必死になるという面もありますが、あれがあったから今の自分の成長があるのだなと思います。


 今では私は何か失敗すると必ず、対策を練ります。同じ失敗を繰り返さないためです。これはコンビニで学んだことですね。それを他の仕事でも応用して仕事をしています。これは良い習慣だと思っています。当時は怒られて辛かったのですが、良い体験でした。

成長することにもし弱点があるなら成功体験に引っ張られること

 この成長において弱点があるとすればそれは成功体験に引っ張られることですね。成功したために、その流れにそぐわない時期がくると成功体験があるがために問題を軽く考えたり、対応が遅れると。そして失敗してしまうんですよ。これはけっこう怖い問題ですね。

 そんなときは今までとは違う行動をするのがいいでしょう。今のやり方では通用しなくなったのだと考えて、やり方を変えていくと。そうすればとりあえず違う結果になります。そうすることで乗り越えていけるかなと思います。

まとめ

今日は成長するということはどういうことかを解説していきました。
よければ参考にしてみてください。

今日はここまで!

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最後まで読んでいたきありがとうございました。
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