【こう考える】悪習慣を正すには
前回の記事『家訓があると家族がうまくいく』で悪習慣について少しだけ触れました。
それで悪習慣をじっくり書くと役に立つかなと思い、今日は悪習慣について詳しく書いていこうと思います。
悪習慣を正すというお話です。
はじまりはじまり~♪
ブログを読むの億劫だという人は動画をどうぞ。内容はブログと同じです。
目次
悪習慣とは何か?
悪習慣とは家族の中で繰り返される間違った愛情の仕方です。親は育った環境により愛情をかけるつもりで子供を傷つけます。愛情のかけかたが間違っているのです。
たとえば子供が気にしていることを親がずけずけと暴露しておちょくるとか。それを子供が怒っても、「冗談じゃないか」と取り合わず、さらに子供が怒ると「何で怒るんだ、もっとおおらかになれ」とさらにひどいことを言います。親は自分の非を認めないのですね
この悪習慣はどの家庭にもあると思います。
たとえば親が子供の進路を勝手に決めて、怒ると「お前のことを思ってしたのだ。なぜ言うことを聞かないんだ」と逆に怒られるとか。
親が子供のために思ってしたことが図らずも子供を傷つけるのです。たとえば両親がアイスクリームを食べていて、子供が欲しいと言うと子供の鼻先までアイスを持っていき、ひょいと取り上げて、笑いながら食べてしまうと。わざと見せびらかしたのです。子供は怒りますが、親はジョークじゃないかと言いながら笑います。これも悪習慣の一つです。
私の場合は、子供の頃に母親から笑われていました。夜に母親と暗い道を歩いていたら、何かゴムを踏んだのですが母親から「蛇だ」と言われて驚いておののいたんです。それを見た母親は笑っていて、私が怒ると「冗談じゃないか」と逆に怒ってきました。
自分が他人を笑いものにしたのに、冗談だからと謝らないのです。自分の気持ちを一番に考えて私の気持ちなど二の次なんですね。その後も何度か同じような諍いがありました。そのたびに母親は自分の非を頑なに認めず、言い訳をしたり論点をずらして自分は悪くないと言いました。いくら言っても非を認めないので同じ諍いを繰り返しました。
親は子供の人権や一人の人間として尊重することをせず子供を振り回します。自分の都合の良いように子供をコントロールします。いつも子供が自分を楽しませることのみをさせようとします。それができないと「悪い子だ」と叱ります。
子供は自分だけの秘密を持つことで大人へと成長します。でも悪習慣のある親は子供が秘密を持って成長することが不安に感じて、秘密を持たせないようにします。たとえば子供の日記を勝手に読みます。
これは親が子供に依存しているのです。子供の成長を阻害することでいつまでも自分の目の届くところに置いておこうとします。子供の足を引っ張っているのです。子供をペットのように育て、いつまでも親の自尊心を高める存在でいるように仕向けます。子供は蟻地獄に落ちたようにそこから抜け出せなくなります。
これは引きこもりになる人の構図と同じです。周りがその人の成長を止めるようにしたため、耐えきれなくて子供は引きこもりになるのです。きっかけはいじめかもしれません。外の世界は危険だと感じたからです。そして内である家族も自分を傷つけます。子供は外も内も、敵だらけです。だから自室に引きこもるのです。自室だけが自分の安息の場所だから。
悪習慣が生まれる原因
悪習慣は先祖から続く連鎖です。自分の親がするひどいことは、その親の親もしていたのです。先祖から子孫に向けて続く、悪い習慣なのです。
ここからわかることは、親も病気です。親自らも悪習慣で傷つき、それを習慣として身につけてしまい、自分の子供にしてしまいます。親も病気なのです。
愛情を知る親は、子供を愛します。愛情を知らない親は、子供を愛せません。そして悪習慣を愛情の示し方だと思い込み、子供を傷つけます。
悪習慣を正すにはどうしたらいいか
もし自分に悪習慣があってそれを治したいと思うなら、まず今までの自分の非を認めることです。それは辛いことかもしれません。今までの自分を否定する可能性があるからです。
でも習慣として相手を傷つける行動をしてしまったのです。だから相手の身になって考え、自分のしたことで他人に害を与えてしまったと認めましょう。
そして何故、相手は怒ったのだろう? どのように自分を変えるといいか? そう考えてみましょう。その答えが見つかったら同じ失敗を繰り返さないように行動を変えます。すると、大体相手にも伝わり、問題は解決します。謝罪と、行動を変えることはセットになるんですね。これで悪かった仲もとりあえず平穏な状態に戻ります。
さらに自分を高めようと愛を知るために本を読んだり、正しいことをする人と付き合うようにしましょう。するとさらに自分を良い方向に変えることができるでしょう。
悪習慣を正すことをわかりやすく手順にすると、
1,自分といて相手が怒ったことを思い出す。
2,なぜ怒ったのか、自分のどんな言動が原因で怒ったのかを思い出す。
3,怒ったが原因は自分だと認める。
4,自分の何が悪かったのか、これからどうしたらいいか、どう変わっていければいいか考える。
5,同じ失敗をしないように行動を変える決心をして行動を変える、なおかつ相手に謝る。
です。こうすれば他人とのトラブルも減るでしょう。
私の場合は友人をおちょくるようなことを言って、喧嘩になったことがありました。今、振り返ると私が悪かったんです。ただ、そのときは親と同じで「冗談じゃないか」と言って友人に謝りませんでした。私も親の影響を受けて、同じことをしてしまったのです。
あれから色々あり、私は悪習慣に気づいてもうしていません。ただ、そのときの友人とは疎遠になってしまいました。自業自得です。今は反省して、もう同じようなことが起きないように注意していますが。
まとめ
今日は悪習慣についてお話ししました。自分の中に悪習慣があると思う人は参考にしてみて下さい。きっと良くなっていけますよ。
今日はここまで!
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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