【コツがあります】物語のキャラクターの立て方

2019/10/20
 
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「キャラを立てる」という言葉を聞いたことはあるけれど、では実際どうやるの? と尋ねたら答えられる人は少ないでしょう。

それぐらいキャラを立てるというのは公式化が難しいことだと思います。

どうしたらキャラを立てられるか、しかも簡単・確実にできるかを私なりに考えてみました。

今日は物語のキャラクターの立て方についてお話ししましょう。

【コツがあります】 キャラクターの立て方!

キャラを立てるということは、読者に、そのキャラクターを強く認識してもらう行為です。

たとえば、正義感が強くて立派な若者であったり、どんな事件も解決してしまう凄腕の刑事だったり。

読者にいかに印象づけるかがポイントです。

では、どうしたら強く印象づけられるかというと、いくつか方法があります。一つ一つ紹介していきます。

まず一つ目を紹介します。コツは、三回見せて、一回、意外なところを見せるです。

手順にすると以下のようになります。

1、「ある部分」を、三回見せます。

2、1で、「ある部分」を三回見せたことで読み手の記憶に、「ある部分」が定着したら、つぎに一回、意外な面を見せます。すると強烈にキャラクターを、読者に印象づけることができます。

つまりキャラが立ったということです。

たとえば『T.R.Y』という小説では、主人公は詐欺師です。

最初、過去の詐欺の話をしたり、詐欺の仲間たちと会ったり、実際に、詐欺をしたりしてお金をまきあげたりします。

すると、詐欺師としての才能が、読み手の記憶に定着したところで、実は、主人公は、義賊のように弱い人間のために手を尽くします。

善行をするわけです。

ここで、読み手は良い印象を受けます。しかも脇役から、主人公はいつもこうなんだ、弱い人間を見捨てられないんだと言わせてますます好印象を与えます。

意外な面を見せることで人間が立体のように浮かび上がるわけです。

三回、詐欺師という立場を読者に印象づけ、記憶に入ったら次に義賊という意外性を見せることで、こういう人なのかとキャラを立てることができます。

キャラを立てるために三回、何を見せるかというと、それは、「人物の普段の性格や姿」です。

読み手にこのキャラは、普段はこんな人なんですと、性格や姿を、長所・短所を絡めて三回見せるわけです。

そして「意外な面」とは「そのキャラの本質や本音、または善行」です。

こうしてキャラを立てることが出来ます。

 

キャラの書き分けでキャラを立たせる方法

登場人物が多くなると、誰が誰だかわからなくなっていきます。

そこでキャラを書き分ける必要が出てきます。

たとえば相手に対する呼び方を一人一人変えることでキャラの書き分けができます。

たとえば、私、父、母、弟が、それぞれ相手をどう呼んでいるかを変えることで、この発言をしているのはこの人だなと楽に理解できるようになります。

たとえば下記のような図を作るのもいいでしょう。

家族の呼び方

   私     父    母    弟

私  俺     お父さん お母さん 雄二

父  慎太郎   私    母さん  雄二ちゃん

母  慎ちゃん  パパさん あたし  雄ちゃん

弟  慎兄ちゃん パパ   ママ   僕

この図からわかることは、私は父のことを「お父さん」と呼び、弟は父のことを「パパ」と呼びます。このように相手の呼び方を変えることで発言したのは誰7日をはっきりさせることができます。

ポイントは、同じ呼び方をしないことですね

呼び方が被ると、誤認してしまいますから。

これだけでもぐっと理解しやすくなりキャラの区別ができるようになります。

書き分けに使えるものはたくさんあります。

たとえば、人物の年齢、名前、容姿、性格、行動、態度、口調、飲み物・食べ物、居場所などがあります。

たとえば、こんな感じで。

家族団らんで、みんなで飲み物を飲む場面

  飲み物

私 ココア

父 コーヒー

母 紅茶

弟 ミルク

できるなら、場面ごとに、表を作って、かぶらないようにするのが理想です。

たとえば、こんな感じで。

両親の喧嘩の場面のキャラの書き分け

   性格     行動                口調

私 真面目    父を止めたり母をなぐさめたりする 冷静な口調

父 怒りっぽい  ぷりぷりと母親の悪口を言う    怒鳴る

母 泣き虫    泣いてわめく           泣きわめく

弟 関心なし   隣の部屋に行ってゲームを始める  何も言わない

こんな感じでキャラの書き分けをするのもキャラを立てる助けになります。

まとめ

・キャラを立てるには三回見せて、一回、意外なところを見せる。

・キャラの書き分けでキャラを立てる

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