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【内緒ですよ】他人の目を気にせずにやさしく生きる方法

2021/05/18
 
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 私はKindle作家の浅岡家山といいます!  このブログでは『やさしさ』や『物語技法』『Kindle本』などの皆様に役立つ知恵を、色々な形で発信していきます。
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こんにちは。浅岡です。

「私はこんなに優れている」とか、

「私は年収がいくらある」とか、

「私は華族の子孫だ」とか、

自分のことを大きく見せようとして自慢したり、虚勢を張る人っていますよね。

今日は、そういう他人からどう見えるかを意識している人は、やさしさがなくなる、というお話をしましょう。

ブログを読むのが億劫な人は動画をどうぞ。内容はブログと同じです。

目次

自分の本心とは違う。

虚勢を張る人って、本心は違うんですよ。内心、不安を抱えていて他人になめられるんじゃないか、馬鹿にされているんじゃないか、あいつのほうが強いんじゃないか、そういう不安があるから過剰に虚勢を張るわけです。そして、虚勢を張る態度は本心とは違うと。

こういう人は、自分を偽っているため常にストレスを抱えています。余計な負担があるわけです。すると、何かの拍子に、本心が表に現れます。たとえば酒を飲んで泥酔したときに弱い心を吐露して泣き出すとか、寝言を言うとか、動物と触れあうときにやたら甘えるような言葉を吐くとか。

ストレスが溜っているためそれが表面に出たときに、普段のその人からは想像もつかない行動として出てきます。そして、周りの人間は驚くわけです。

心のやさしい人は、そういう人を見ると、助けようとするかもしれません。虚勢を張る必要はないと気付かせようとするかもしれません。でも、虚勢を張って、自分の本心を認めない人ほど、自分の不安な心を見透かされたことを後ろめたく思いながら、ますます虚勢を張り、見栄をはり、強がったりするでしょう。本当は心が泣いている。誰かに助けて貰いたい、でも恐ろしくて言えない。そして、やさしい人を遠ざけるような行動をして、心やさしい人は自分の元から去って行きます。

不安を抱えている人は、都合良く考え、自分に不安があるとは考えず、あいかわらず殻に閉じこもり、心やさしい人がいなくなってから、その人の重要性に気付くでしょう。

どうしてそこまで不安を手放そうとせず虚勢を張るのでしょうか?

それは、不安を見ようとせずに、そんなものはないと目を背けたり、虚勢にしがみついているんです。虚勢を張ることで、不安と向き合わなくてもいいからです。その不安を解決するように行動をすればいいのですが、新しい生き方のほうが不安で、行動できないでいる。だから不安定に安定していて、いつまでも偽りの自分を演じてしまうわけです。

ストレスから起きた行動は愛情ではない

人間はストレスを感じると、それを発散するために他人を攻撃したり見下したりします。

あるカウンセラーさんは、ストレスがたまると、他人を見下すということを哀れむという形で表現していました。

哀れむという形は一見、他人を思い、やさしい行動に思えますが、本心では他人を見下げています。他人を哀れむという形で自分の優位性を感じてストレスを解消しています。自分のほうが優れていると感じたいのです。

このように、ストレスから起きる行動は、本当のやさしさとは違います。そこには優位を誇りたいという他人の梯子を外す衝動がきっかけとなる行動だからです。

私は昔、雑貨のお店を開くことに決めて、薬局店を間借りすることにしました。薬局店の人とは知り合いだったのですが、そのとき、改めて挨拶しようと思い、茶菓子を持って尋ねました。店主さんに会って、茶菓子を渡そうとすると、「そんな気遣いいらないよ」と言われました。私は驚いてそれでも茶菓子を差し出すと、店主さんは受け取りながらも哀れむような顔をしました。不快には感じませんでしたが、いつもやさしい店主さんとは違う側面を見た気がしました。きっと茶菓子をもらうことにストレスを感じて、一度、拒絶したのですね。

どうしたら他人から見られることを意識しなくなるか?

では、どうしたら他人から見られることを意識しなくなるか?

それには開き直ることがいいでしょう。自分は他人の目を意識するのをやめると宣言するのです。朝、昼、晩に、「私は他人を意識するのをやめる」と声に出してみる。すると今までとは違う世界が見えるようになります。

新しい生き方に不安を感じるかもしれません。でも、新しい一歩を踏むことで人間は変わっていきます。

また、自分の生活を変えるものを買うのもいいでしょう。椅子とかパソコンなどの生活環境の変わるものを購入する。貴金属や腕時計とか宝飾品とか、一時の感情を動かされるものは生き方を変化させないので購入は控える。

たとえば人間工学に基づいた高価な椅子を購入して、その椅子に座っていくうちに姿勢が変わります。姿勢が変われば身体の血行が変わります。血行が変われば体調も変わります。そして体調が変われば意識が変わります。つまり、生活を変えるものを買うことで自分に変化が起きて、良い方向に進めると思います。

また、自分の欲しいものを認めるのもいいでしょう。こうなりたい、ああなりたいと思ったことをする。ただし、その欲求は親からの求めや世間体からきたものでないか考えてみる。不安からきたものではなく自分の本心から求めるものなのかを考える。

これは、簡単に言えば病気を治したいと思うのと同じなんですね。たとえば風邪をひいて寝込んでしまった。具合が悪くても絶対に治したい、そのためならなんでもする、と言って、ドラッグストアで風邪薬を買ったりスポーツドリンクを買うとか。絶対に治すんだと思って行動することは必ず叶います。

また、自分のしたくないことからするのもいいでしょう。すると今までの自分ではない自分に変われます。自分のしたくないことは、今の自分が苦手にしていて足りないものですから、それを補うように行動することは、自分に変化を与えます。これには勇気が大切ですね。違う流れにえいやっと飛び込む勇気が大切です。

自立心のある人は、不安をどうするか

他人を意識して行動する人は、いつも不安を抱えています。それとは対照的に自分のやりたいことを、他人に迷惑をかけず他人と共生して実行する人もいます。そういう人は、たいてい自立心があります。自立心のある人は、不安とどう付き合うかというと、問題が起きたら自分で考えて自分で解決するように行動するでしょう。そして、不安に困ったときは、カウンセリングなり占いなりを自分から受けにいくでしょう。自分で自分を救う道を選ぶんですね。不安のある人は行動がどこかおかしいです。不安のなかにいるので、何を信じて行動したらいいか混乱するわけです。

どうしたら自立心が身に付くか

じゃあ、どうしたら自立心が身に付くかなのですが、自分の欲しているものがわかり、それを手に入れるための努力ができる人が自立心がある人だと思います。自分の欲求がわかり、それを得るためにはどうしたらいいかを考えて行動できる人は、自立心があって努力が出来る人です。自分の人生を自分で作っていける人です。当たり前のことですが、それが出来ない人はけっこういます。

ポイントは自分の欲求なのか、それとも他人の欲求なのか、その違いを知ることでしょうね。子供の頃良い子だった人ほど、自分の欲求ではなく親の欲求を叶えるために行動してしまいます。他人に依存しやすい人ほど自分の人生ではなく、親のための人生を送ってしまいます。子供の頃は若いからそれがよくわからず努力するのですが成人になるころには、我慢できなくなり摂食障害などの病になったりします。他人の欲求を叶える行動って楽しくないんですよ。

そういう人が自立心を身に付けるにはカウンセリングなどを受けながら自分の欲求を満たすために考えたり、努力をして心も身体も強くしていくといいと思います。ヨガとか太極拳とか何でもいいので身体を強くするものしていけばストレスにも強くなるし、本当の自分の欲求が見えてくるんじゃないかなと。もともとヨガは心と身体のバランスを整えるのに向いたものですし。だから自立心を身に付けるには自分の欲求を認めることから始めればいいと思います。そして、その欲求を叶えるために努力していけば良い流れに乗って自分を回復させる道に乗れていけるでしょう。

未来に向かって生きる人は優しい人になれる

不安を抱えている人は、過去にこだわったりして、未来に目が行かなくなってるんですよね。過去に執着する。過去を悔いたり、現在を嘆くだけで、現在を変えていこう、良い未来に進もうという意志が弱いんですね。というか、そんなこと一切、考えなかったりします。ひたすら今の辛さから逃れるために他人を脅したり逃げたりするわけです。

本心では良くなりたいのに、他人の目が気になったり自立心が弱かったりして混乱してしまう。現在が辛いからそれから逃げようとして他人を蹴落してでも上にいこうとしたり、悪口を言ったりします。それで、一時は、不安が減るんです。でも、結局、元の木阿弥で戻ってしまう。底沼に脚を取られている状態ですね。

ではどうしたら未来に向かって歩を進めるか? 何度も書きましたが、まず自分が本当にしたいことはなんなのか? を汚れのない眼で見つめることでしょうね。そして良い未来に進むために、現在を努力して積み重ねていく。

過去の積み重ねにより現在はあるわけです。そして現在を積み重ねると未来ができます。過去は変えられないけれど、現在は変えられるわけです。現在を変える努力を少しでもいいのでしていくと、それは大きな未来の成功へとつながります。いつか自立心のある、やさしい人になれます。それは確かです。そのためには、思いきって、新しい流れに飛び込む勇気を持つことではないでしょうか。人は人、自分は自分と言い聞かせて、他人を気にせずに、未来に向かって進むこと。そうすれば、自立心が増えていきますし、他人の目を気にしない、やさしい人にもなれると思います。

まとめ

今日は他人を意識する人は、どうしたら変えていけるかを語りました。たくさん方法を語ったので、どれを実行しようか迷うかもしれませんが、どれでも有効だと思います。

今日はここまで!

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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 私はKindle作家の浅岡家山といいます!  このブログでは『やさしさ』や『物語技法』『Kindle本』などの皆様に役立つ知恵を、色々な形で発信していきます。
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Comment

  1. sea より:

    他人の目を気にしすぎて、本当の自分が出せなくて、最近はどうすれば良いかとそればかり考えていました。容易く人に相談出来るようなことでもなかったので、このブログが本当に助けになりました。有難うございました。
    逃げてばかりの自分を変えないと!

    • 浅岡家山 より:

      コメントありがとうございます。記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
      自分を変えようと強く思ってする行動はきっと良い方向に進む力になると思いますよ。
      ぼちぼち焦らず行動していってください。

      ではでは~

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