ユング心理学から自分の才能を見つける 下編

 
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 私はKindle作家の浅岡家山といいます!  このブログでは、『やさしさ』や『小説技法』『Kindle本』などの皆様に役立つ知恵を、色々な形で発信していきます。
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 今回は前回の続きで残りの四タイプについて説明していきます。
 自分がどのタイプかはネットにある診断テストを受けることでわかりますので探してみて下さい。

 自分にはどんな才能があるのか知りたい人へ

 はじまりはじまり~♪

 ブログを読むの億劫だという人は動画をどうぞ。内容はブログと同じです。

外向型感覚タイプについて

 外向型感覚タイプは美味しい物を食べるとか、コンサートの熱狂を味わうとか、外の世界にある快楽を味わうタイプです。外で提供されている感覚的な喜びを積極的に受け入れます。そのため享楽的というか、快楽主義者になります。それは美味しい食べ物屋を見つけては食について詳しかったり、熱狂的に好きなバンドがいてライブに足繁く通ったりする形で現れます。その場で感じるものを味わうことを好み、感覚が満たされるものを味わいます。
 このタイプの人が物語を書く場合、感覚的な情報を持っているため感覚描写が得意でしょう。また、快楽を表現する官能小説が向いているかもしれません。

内向型感覚タイプについて

 内向型感覚タイプは外側から受けた刺激について自分の内側で感じた感覚に注目します。様々な芸術作品を見たときにどう感じたか、音楽を聴いたときに、どう感じたかを深く味わいます。美術館やコンサートなどのライブ感はこの人には強い刺激になるため、フィギアやDVDなどの自宅でゆっくり味わうものを好みます。
 このタイプの人が物語を作る場合、自分がどのように感じたか、感覚的な記憶があるため感覚描写が得意でしょう。またそれは外向型感覚タイプよりも独自性が強く、独特な表現になります。また宗教的な神秘体験に似たことを感じる人なので、ニューエイジ的なSF小説が向いているかもしれません。

外向型直感タイプについて

外向型直感タイプは外の世界についてその背景を直感的に理解します。1を聞いて10を知るタイプで、ひらめきが得意です。また、まだ開花していない人材の才能や商品についての可能性を見抜く力があります。そしてそれらを掘り起こし開花させることを好みます。
 このタイプの人が物語を作る場合、その直感を使ってミステリーのトリックなどを考えるのがいいでしょう。生粋のアイディアマンのためトリックを思いついたり、純文学的な新しいものを考えつくのが得意でしょう。

内向型直感タイプについて

 内向型直感タイプは自分の内側にある可能性について直感を働かせます。それは宗教的な神秘体験であったり、夢や心霊現象として現れるかもしれません。他人からはよくわからない人と思われるかもしれませんが、この人は内的体験を通して独創的な世界観を持っていたりします。カリスマ性があります。
 このタイプの人が物語を作る場合、独創的な新しい感覚の物語を作るのが得意でしょう。それは純文学のような世界でもいいし、その体験をSFという形で作るのもいいでしょう。言霊が降りてきたという形で物語を作るのもこのタイプです。

まとめ

タイプ論について八つの性格を説明しました。自分がどのタイプなのかを知ることで自分の特技や武器が見つかります。その才能を有効活用して作品作りに生かして下さい。

私が元々、タイプ論に注目したのは自分にはどんな才能があるのだろうかと考えた結果でした。
 それというのも内向型思考タイプの人と出会ったときに、犯人は誰かを考えながら本を読むという特殊なことをする人がいるのを知り、これこそ物語を作る才能じゃないかと思ったんです。
 つまり才能とは習慣だと。
 たとえば子供の頃から犯人を当てようとしながらミステリー小説を読んでいれば自然とトリックや構成を理解する能力が育ちますよね。それを本を読むたびに続けていくと膨大な蓄積になると。内向型思考タイプだからこそ、そのように小説を読む習慣があったのでしょう。
 つまり才能というのは、先天的にぼこっとあるものではなく後天的な習慣だと思います
 だからその習慣を取り入れれば才能が自然に身につくと思います。それを探るためのヒントとして、タイプ論に行き着きました。

 また、色々な人が色々な物語のテクニックをネットや本で紹介していますが、実際に行っても自分に合わなくてうまくいきませんでした。
 それで何故だろう? と考えたときに、外向型、内向型などの違いで納得できたのです。 私は内向型のため外向型の人に合う小説作法はうまくいかないと。
 自分がどのタイプなのかを知れば自分の才能がわかりますからそれを伸ばすようにすれば才能が開花すると思います。ぜひ、行ってみて下さい。

 あと誤解していただきたくないのは、たとえば自分は思考タイプではないからミステリー小説が書けないということはありません。その才能なりの物語ができると思います。
 たとえば内向型感覚タイプでもそれに合ったミステリー小説が書けます。トリックなどは一定水準の力があれば問題ないと思いますし、内向型感覚タイプの特徴である独創的な感覚描写があればそれが良さと認められるでしょう。それもオリジナリティにつながるでしょう。
 また、自分にないタイプは後天的に鍛えることが可能です。
 後天的に鍛える方法については、『ユング心理学でわかる8つの性格』福島哲夫 PHP研究所 (2011)を読んで下さい。

今日はここまで!

参考文献 マギーハイト 講談社 (2003)超図説目からウロコのユング心理学入門 
     福島哲夫 PHP研究所 (2011)ユング心理学でわかる8つの性格
     河合隼雄 培風館  (1967)ユング心理学入門

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