物語技法、やさしさ、などの役立つ知恵を発信するブログです。

【良いお知らせ!】『物語の伏線を張ると回収が簡単に作れます! ~伏線表裏複眼法から伏線を作るコツについて~』がAmazon Kindleから発売されました!

2018/10/13
 
この記事を書いている人 - WRITER -
 私はKindle作家の浅岡家山といいます!  このブログでは、『やさしさ』や『小説技法』『Kindle本』などの皆様に役立つ知恵を、色々な形で発信していきます。
詳しいプロフィールはこちら
Pocket

【良いお知らせ!】『物語の伏線を張ると回収が簡単に作れます! ~伏線表裏複眼法から伏線を作るコツについて~』がAmazon Kindleから発売されました!

このKindle本は、当ブログの人気記事この記事を読めば物語の伏線を張ると回収が簡単に作れます! こんなにわかりやすすぎる説明があるのか! マジか!をさらに学習、研究をし誰でも簡単に小説の伏線を張ると回収を作られるコツと実践について解説したKindle本です。

四万字をかけて小説の伏線を張ると回収の作り方について書かれています。

前記のブログ記事だけでも十分、伏線の作り方はわかるのですが、さらに研究と改良を重ね、誰でも簡単に確実に伏線を作られる内容にしました!

ぜひ、ご購入下さい

 

 内容紹介

この本の対象読者

この本は以下の対象読者に向けて綴られています。

○小説の書くときに伏線を張ったり回収をしたりしたいと思っている人
○小説の伏線の技術を身に付けるために何か良い方法はないか探している人
○自分なりに伏線の技術は身に付いているが、さらに簡単に面白く伏線を作りたい人
○より複雑な伏線を作ってみたい人
○もっと簡単に読者を驚かせる伏線を作りたいと思っている人

この本は、物語の伏線を張るのと伏線の回収について簡単に作られる方法を解説した本です。
この本を読むことで、伏線を張ったり回収したりが容易に作られるようになるでしょう。
また、より複雑な伏線を作ることができたり、より簡単に面白い伏線が作られたりするようになるでしょう。

この本を書く動機

私は山本周五郎の『さぶ』という小説が大好きで、初めに読んだときに感銘を覚えました。何度も、なるほどと思う伏線が張り巡らされ、いつかこんな小説を書きたいと思いました。そして、実際に作品を書こうとしたのですが、伏線がうまくいかず悩みました。伏線の構造がよくわかっていなかったのです。

それで伏線の作り方を小説技法の本で調べたのですが、伏線について書かれた本がほとんどありませんでした。あったとしても数ページの簡単な説明で終っていたりして、詳しく解説された本はありませんでした。

そのため、一から自分で見つけるしかないと思い、『さぶ』を写本して、どうしたら伏線を作ることができるか、模索し研究をしました。その結果、たどり着いたのが伏線表裏複眼法という方法でした。

伏線表裏複眼法とは、伏線になるものの特徴を表面と裏面に考え、それぞれを伏線の張ると回収として作品の中に配置する方法です。
この伏線表裏複眼法のような伏線の作り方を探している人は多いようで、ブログで発表したらかなりのアクセス数があり、私のブログでも一二を争う人気記事になりました。
そしてこれは需要があると思い、またさらにもっと簡単に面白く伏線を作ることはできないか研究したくなり、その結果この作品を取りかかることにしたという訳です。

この本ではキャラクターを立たせる設定や履歴書を作った後、そこから伏線表裏複眼法や伏線を作るルートを活用して、誰でも確実に簡単に面白く伏線を作る方法を提唱していきます。
またパソコンの前でうんうん唸って考え、その先にパッと伏線のアイディアが浮かぶという偶発的なものではなく、もっと合理的に、慣れたら簡単に手軽に作られるようなものにすることを目的としています。

少しでもこの作品が皆様の益になりましたら幸いです。
2018年8月29日 浅岡家山

Kindle本『物語の伏線を簡単・確実に作る方法 ~伏線表裏複眼法から伏線を作るコツについて~』の目次

はじめに
この本の対象読者
この本を書く動機

第一章 伏線とは何か

伏線とは何か
伏線には間隔の短い伏線と間隔の長い伏線がある
伏線とはエピソードである
練習問題一
第一章のまとめ

第二章 伏線表裏複眼法の説明

伏線表裏複眼法のやり方
「グーグルサジェスト キーワード一括DLツール」を使って伏線を作る
練習問題二
「Weblio辞書」を使って実際に伏線を作る
練習問題三
面白い伏線を作るコツについて
前振りを使った伏線の作り方
練習問題四
誤誘導を使った伏線の作り方
練習問題五
応用として前振りと誤誘導を使った伏線の作り方
練習問題六
新鮮味のある伏線は意外性があり面白く感じる
エピソードから作る伏線の作り方
練習問題七
エピソードから前振りを使った伏線の作り方
練習問題八
エピソードから誤誘導を使った伏線の作り方
練習問題九
応用としてエピソードから前振りと誤誘導を使った伏線の作り方
練習問題十
第二章のまとめ

第三章 伏線を作るために感情からエピソードや同じもの(共通点)を作る

感情からエピソードを作る
なぜ感情を決めるのか
感情の一覧表
練習問題十一
緊張と緩和について
練習問題十二
第三章のまとめ

第四章 伏線を作るために感情の抑圧と解消からエピソードや同じもの(共通点)を作る

感情の抑圧とは何か
感情の抑圧の解消と変化
感情の抑圧と解消を作品に組み込むには?
感情の抑圧と解消のエピソード
○悲しみを表に出してはいけないという感情の抑圧が起きるエピソード
○怒りを表に出してはいけないという感情の抑圧が起きるエピソード
○恐れを表に出してはいけないという感情の抑圧が起きるエピソード
○喜びを表に出してはいけないという感情の抑圧が起きるエピソード
○考えてはいけないという感情の抑圧が起きるエピソード
第四章のまとめ

第五章 伏線を作るために登場人物の行動からエピソードや同じもの(共通点)を作る

特技とは何か
練習問題十三
弱点とは何か
練習問題十四
欲求とは何か
練習問題十五
善行とは何か
練習問題十六
悪事とは何か
練習問題十七

第五章のまとめ

第六章 全体のまとめ
あとがき
おくづけ

本の中身をを少しだけお見せします

第一章 伏線とは何か

 

この章では、伏線とは何か、伏線を具体的に説明します。

伏線とは前に書いてあったエピソードが、後ろの方で、実はこういう側面がありますと伝える技法です。前に書いておいたエピソードが後ろのエピソードで、意外な側面を見せて驚かせる技法です。

たとえば、饅頭を食べて美味しいというエピソードを見ておいて、後で、歯が痛いというエピソードを出すことで、ああ、甘いものを食べたせいで、歯が痛くなったのかと思わせます。このように前に書いたエピソードとの意外な一面を後のエピソードで見せるのが伏線です。

伏線は大きく分けて二つに分けることができます。一つは間隔の短い伏線であり、もう一つは間隔の長い伏線です。

間隔の短い伏線は伏線を張るのと回収の間隔が作品の中での時間の経過で、一週間以内、本でいえば五ページぐらいの間隔です。

間隔の長い伏線は、間隔がとても長く、伏線を張ると回収が、作品によっては登場人物が生まれたときから死ぬまでの間隔の場合があります。そのぐらい長い間隔で伏線を張ると回収を行なうのが長い伏線といえます。

伏線とは何か

もう一度、伏線とは何かについて詳しく説明していきます。

伏線とは、前に書いてあったエピソードが、後ろの方で、実はこういう側面がありますと伝える小説技法のことです。読者をあれはそういうことだったのかと驚かせる技法です。

 

たとえば、映画『ハウルの動く城』で、主人公のソフィーは冒頭で、二人の軍人から遊ばないかと誘われます。ソフィーは怖がるのですが、その時、ソフィーにとって初対面のハウルが登場して、

「いやー、ごめんごめん、探したよ」と言って、ソフィーの恋人のふりをして助けます。その時、ハウルの指輪が赤く光っています。無事、ソフィーはハウルに助けられます。

 

その後、あることでソフィーはハウルから指輪を貰い、その指輪にあの人はどこにいるかと念じると指輪が赤く光って教えてくれると教わります。

 

その後、ソフィーはあることがきっかけでタイムスリップして、ハウルの過去の子供時代の場に降り立ちます。そして幼少時のハウルを見かけるのですが、ハウルから貰った指輪が割れて、地面が消えていき、落ちていきます。落ちながらハウルに向かって、

「私はソフィー、未来で待ってて!」と言って消えます。これは伏線の回収なのです。

 

どういうことかというと、映画の冒頭でハウルの言った、

「いやー、ごめんごめん、探したよ」というのは伏線だったのです。

 

つまり幼少時のハウルはソフィーから「未来で待ってて!」と声をかけられたことに驚き、そして未来でソフィーに会えるのを楽しみにしていて、大人になっても探していたのです。だから、ソフィーが軍人から声をかけられているところを見つけて、

「いやー、ごめんごめん、探したよ」と言ったのです。恋人のふりをしたのではなく、本当に探していてやっと見つけたという意味です。そしてハウルの指輪が赤く光っていました。ハウルがソフィーのいる場所を探して念じたから赤く光っていたのです。

 

伏線とはこういう感じで、前半に何らかのエピソードで、これはこういう意味ですと読者に示しておいて、後半のエピソードで、前半で見せたものについて、実はこういう意味でした! と気付かせ、驚かせる技法です。

 

『ハウルの動く城』では、前半にハウルが「いやー、ごめんごめん、探したよ」と言って恋人のふりをしてソフィーを助けるという伏線を見せておいて、後半で、ソフィーが「私はソフィー、未来で待ってて!」と言って伏線の回収をします。要するに前半のエピソードは、実は、本当にハウルはソフィーを探して見つけたエピソードだったのだと気付かせています。

 

前に書いておいたことが、後半で意外な形で出てきて、あれはそういうことだったのか、と思わせる技法が伏線です。伏線は、このように前後が意外性でつながるため、時空を越えて共通点がわかり、読み手に面白いと思わせる技法です。

 

引用文献 宮崎駿(2004)ハウルの動く城 原作:ダイアナ・ウィン・ジョーンズ「魔法使いハウルと火の悪魔」徳間書店刊 チャプター3、時間5分1秒、チャプター21 時間1間47分17秒

 

上手な伏線ほど伏線の回収で驚きや発見があります。すると読み手が面白いと感じてさらに続きを見たり読んだりするわけです。

 

また、都合が良すぎる展開のストーリーでも、伏線を張ることで、現実味を増やし、そういうこともありえると、説き伏せる効果があります。そのまま出て来ると、あり得ないと思える出来事も、伏線を張ることで、ありえると腑に落ちます。

 

たとえば、主人公が武士で、因縁の相手と決闘をします。そして、主人公が切られて倒れます。相手は勝ったと思い、その場を立ち去ろうとして、後ろを向いた瞬間、主人公に刀で切られます。「何故だ? 何故生きている?」と傷を負った相手は言うのですが、実は、着物の中に鉄の防具を着けていて、切られても大丈夫だったからです。

 

この伏線の場合、突然、鉄の防具を出すと、ご都合主義になってしまいます。そこで、決闘の前に主人公が、鉄の塊を鍛冶している場面を見せておきます。すると、視聴者は、ああ、あのとき鍛冶をしていたのは、このためだったのかと伏線に気付き、なるほどと面白く感じるわけです。

 

伏線を張るとは、ご都合主義を回避し、読み手に面白いと思わせる技法です。面白い小説を書くなら、必須な小説技法だと言えます。

 

続きはKindle本を購入してお読み下さい。良い本ですので、ぜひご購入下さい!

いつもブログランキングのクリックありがとうございます! とても励みになっております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

Pocket

この記事を書いている人 - WRITER -
 私はKindle作家の浅岡家山といいます!  このブログでは、『やさしさ』や『小説技法』『Kindle本』などの皆様に役立つ知恵を、色々な形で発信していきます。
詳しいプロフィールはこちら

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Copyright© 浅岡家山ブログ , 2018 All Rights Reserved.