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いつまで小説の文章の書き方に悩んでいるのですか? 最適な練習方法、ずばり教えます! ぐんぐん上達する方法、絶賛公開中!

2018/04/03
 
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 私は愛知県在住の小説家志望の浅岡家山といいます! 四十代の男です。  このブログでは、皆様に役立つ知恵を、色々な形で発信していきます。
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こんにちは、浅岡家山です!

小説の文章の書き方って、どうやって書けばいいかと悩んでいませんか

私が実際に行なっている方法をすれば確実に文章力が上がります。

私自身、文章力がなくて悩んだ過去があり、どういう文章の書き方ならいいか、ずっと試行錯誤していました。

その末に、たどり着いた方法を紹介します。きっと同じ悩みを抱えた人たちの問題を解決できると思います。

ブログ記事を読むのが億劫な方は、動画をどうぞ! 内容はブログと同じです。

文章の書き方にはレベルがあります

私は、文章の書き方にはレベルがあると思っています。

簡単に書くと、自己満足→上手くない→普通→上手い→天才に分かれます。

自己満足の書き方、自分の思いついたことや、書きたいことをそのまま書き殴った文章の書き方のことです。

読者のことを考えず、ひたすら自分のために、自分の書きたいまま、書き、そこには客観性がゼロで、他者に対するサービス精神がありません。自分の中に閉じこもっている文章といえます。

たとえば、わざと難しい言葉を使うとか、支離滅裂な文章とか。普通の人なら読むのをやめてしまう文章です。

次に、上手くないという文章の書き方は、最低限の客観性や読者への意識はあるのですが、まだ技術が追いついてこなくて、ぎこちない文章の書き方のことです。

安易な比喩や、同じ言葉を繰り返すなど、自分が使える言葉が少なく、少ない表現で、無理矢理書いている感じです。

文章ではあるのだけど、良い文章ではない。

読む人にとって、ありきたりな表現であったり、ありきたりな内容だったりして、普通の人が、読むのに努力が必要な文章です。

普通の文章の書き方は、読みやすくてイメージが湧きやすく、時々、ハッとするような表現のある文章の書き方のことです。

伝えたいことはしっかりと伝わり、読むのも苦にならず、作品をすらすらと読めます。

物語の内容も面白くて、作者のファンになる人もでてくるレベルです。

特別な言葉を使ったり、難しい言葉を使っていないのですが、物語の内容がとてもよくわかり、夢中になります。消費することに適した文章だと言えますし、普通の人が、読むのが楽しいと思えるレベルです。

上手い文章の書き方は、使っている語彙も美しく、読む人を魅了する文章の書き方のことです。

物語だけでも面白いですが、この文章を読むためだけに本を買う人もいるでしょう。

常にハッとさせる表現があり、惚れてしまいます。

その才能に嫉妬せず、感服してしまうもので、普通の人が読むことに魅了されるレベルです。

天才の文章の書き方は、小説の文章というものに革命を起こした文章のことです。

たとえば、村上春樹のように、今までになかった新しい文章の書き方を作り、日本人の言語に影響を与えた文章のことです。

では、ここからはそれぞれの文章の書き方の特徴と、そのレベルを乗り越える方法を順に書いていきます。

自己満足とはどんな文章で、どういう書き方をするなら乗り越えられるか?

マインドマップというアイディアの発想法があります。

この発想法は、人間の脳は放射的に考えるようにできているという視点から、思いついたことをそれぞれの線上に書き、枝状にしながら、どんどんアイディアを書いていく方法です。書き終る頃には、放射的な図が出来上がります。

ここからわかることは、人間の脳は、元々、論理的に考えるようになっていないということです。

つまり客観性を持たずに、思いつくまま書けば、誰でも支離滅裂な、放射的な文章ができあがるものなのです。

支離滅裂な文章とは、たとえば、次のような文章です。

「彼女は走っていた。今日のご飯はコロッケだった。汗が出ていた。人が怖かった。脚が痛くてたまらなかった。かぼちゃのコロッケが彼女の好物だった。友だちの彼氏に殴られたのだ。スカートがひらひらなびいた」

こんな感じで、放射的に考えるので、文章の内容が、あっちにこっちに飛んで、支離滅裂になります。このような、読むのが苦しくなるのが、自己満足な文章といえます。

では、どうしたら自己満足な文章の書き方を乗り越えられるかというと、一番、簡単なことは、プロの小説家の文章を鉛筆で原稿用紙に写すことです。

いわゆる写本をするといいです。

写本しながら、プロの小説家がどういう意図をもって書いているかを見て、自分の文章がいかに駄目なのかを感じて、反省をすることです。すると、読者目線という新しい見方に気付き、主観から客観への転換が起きます。

そして、客観性を持つ重要性を知り、さらに意識が変わり、自分の書きたいように書き殴ることが減ります。

たとえば、前記した支離滅裂な文章も、悪文を正そう、支離滅裂にならないように、読み手にとって読みやすい文章の書き方にしようと意図すれば、文章は変わっていきます。

読みやすいように意図を持った文章の書き方ならば、さきほどの悪文も、

「今日のご飯はコロッケだった。かぼちゃのコロッケが彼女の好物だった。彼女は走っていた。スカートがひらひらなびいた。脚が痛くてたまらなかった。友だちの彼氏に殴られたのだ。人が怖かった。汗が出ていた」

このようにぐっと読みやすくなります。

全ての文章に、意図を持った書き方をする、というのが、自己満足な文章を乗り越えるポイントです。

私の過去の記事です。参考にしてください↓

【おすすめ】小説家を目指すなら、写本をしないと損ですよ。文章力up、構成力upのための小説の写本のやり方とやる意味

上手くないとはどんな文章で、どういう書き方なら乗り越えられるか?

上手くない文章とは、最低限の客観性があり、伝えたいことがあるのですが、技術が足りず、表現が上手くない文章の書き方のことです。

たとえば、女性が綺麗だと表現しようと意図したのですが、「美しい女性」、みたいに、何の工夫もなく、安易な発想をそのまま書いてしまっている書き方のことです。

もちろん、美しい女性、という表現が悪いのではありません。形容詞の効果がわかっている人が、意図を持って、そう表現するのは問題ないのですが、上手くない人が、効果もわからず、意図はあるけれど、安易に表現しているのが問題なのです。

これは、文章を書くことに振り回されていて、文章に奴隷的になってしまっている文章の書き方です。

つまり、自分で言葉を操る力が足りないのです。

これを乗り越えるにはどうしたらいいか列挙していきます。

1,語彙を増やす

語彙を増やすことで、文章の長短やリズムなど、様々な文章を生み出す駒が増えます。すると、文章をコントロールできるようになります。

少ない語彙でやりくりしようとするから、伝わらなかったり、ぎくしゃくした文章になるのです。

語彙を増やすには、手っ取り早いのは、国語辞典を読むことです。

たとえば、毎日、国語辞典を読み、どの辺りにどういう言葉があるのかを、ぼんやりでいいので、覚えて下さい。可能なら、一日に一語でいいので、言葉を暗記する。

さらに覚えて欲しいのが、語種です。

語種とは、和語、漢語、外来語などの言葉の種類のことですが、私は、さらに、類語、対義語、雅語、慣用句、擬音語、擬態語、からだことば、書き言葉、話し言葉、方言、流行語、専門用語、上位語、下位語を加えます。

国語辞典の暗記に加えて、語種の理解と暗記があれば、ますます使える言葉が増えますし、暗記した言葉を思い出すのが楽になります。また、推敲をする時の役に立ちます。

語種についてはそれぞれ特化した辞典がありますので、購入してみて下さい。

語種のそれぞれの言葉を説明しておきます。

和語・・・・・・日本古来の言葉で、漢語の対になるものです。私なりに解釈すると、平易で話し言葉のような語です。

漢語・・・・・・中国から渡ってきた言葉で、主に熟語です。和語と対になります。

外来語・・・・・・外国語で、日本語に用いるようになった語です。

類語・・・・・・同じ意味をする言葉。類語辞典の類語です。

対義語・・・・・・逆の意味の言葉です。たとえば、「好き」の反対の「嫌い」とか。面白いのは、反対語を逆にすると、元の言葉に似た言葉になります。「嫌いではない」とか。微妙なニュアンスを示すときに使って下さい。

雅語・・・・・・和歌などに使われた古代の言葉です。時代小説を書く際などに、雰囲気を出すのに良い語だと私は思います。

慣用句・・・・・・慣用表現です。

擬音語・・・・・・実際の音をまねて言葉とした語です。

擬態語・・・・・・視覚・触覚など聴覚以外の感覚印象を言語音で表現した語です。

からだことば・・・・・・体の部分を用いた言葉です。たとえば、「目が利く」、「腹が立つ」「口が過ぎる」とか。慣用句の一種ですが、からだことばと表現すると発想しやすいと思い、取り上げました。

書き言葉・・・・・・文章用の言葉です。

話し言葉・・・・・・日常の会話の言葉です。

方言・・・・・・ある地方だけで使用される語です。

流行語・・・・・・ある期間、興味を持たれて多くの人に盛んに使用される語です。

専門用語・・・・・・経済用語や法律用語などのことです。扱う作品によって変わると思います。

上位語・・・・・・その言葉を抽象的にしたものです。たとえば「携帯電話」→「電話」など。

下位語・・・・・・その言葉を具体的にしたものです。たとえば「山」→「富士山」

2,日本語文法の勉強をする

語彙を増やすのと、並行して、日本語文法の勉強をして下さい。

上手くない文章は、一本調子な文章が多く、それは日本語文法の理解が足らないために、技術がともなっていないからです。

日本語文法の勉強をして、主語、述語の関係の理解や、助詞の種類と効果などを暗記することで、文章の仕組みを考え、文法を活用した文章が書けるようになります。

他にも、

動詞の連体修飾法(「嫌がる母親」みたいな、動詞が形容詞のような作用をする)や、

品詞の転成(形容詞が動詞に変わるとか)なども身に付けて下さい。すると、ますます言葉のコントロールができるようになります。

日本語文法を解説した本はたくさんありますが、自分が文章を書くときに参考になりそうだと思える本でいいと思います。

それを読みながら文法の勉強をして下さい。

3,文章を書く練習をして、書くことに慣れる

国語辞典を読むなどして覚えた語彙と、日本語文法で知った文法を使って、毎日、三文を目安に、文章を書く練習をして下さい。

それを毎日、続けます。

たとえば、一日目は、助詞の「は」を使って、三文作る。二日目は、助詞の「は」と「も」を使って、合計六文を作る。

こんな感じで、使用する文法を増やしつつ、書く文章も増やしていく。

そして、書き始めて、三十日を過ぎたら、最初の「は」を使った文章を作るのは止めます。その頃には「は」を使いこなせるようになっていると思いますので、それで十分です。

そんな感じで、三十日を過ぎたら順次、一つずつ書くのを止めていき、また、一つ、新しい言葉を使って文章を書いていく。

この繰り返しにより、文章の書き方が上達し、コントロールできるようになります。

この練習は、日本語文法の理解と語彙の暗記が必要なので、かなり時間がかかる作業ですが、文章を書く基礎となるため、腰を据えて取りかかるといいと思います。

普通とはどんな文章で、どういう書き方なら、さらに高みを目指せるか?

普通の文章とは、読みやすくて、イメージもわきやすく、軽快に読み進められる文章の書き方だといえます。

消費しやすい文章で、読みやすさに特化した文章の書き方です。

たとえば、ありきたりな表現だとしても、読みやすさにつながるよう工夫されています。

ここまでくると、自分で新しい文章を創造している段階で、文章を書くのに振り回されず、自分で制御して言葉を操れるようになっています。

文章に奴隷的ではなく、自立しています。

この文章の書き方でも十分、プロ並なのですが、さらに高みを目指すなら、必要なものがあります。

それを列挙していきます。

1,新しい言葉の組み合わせを学ぶ

新しい言葉の組み合わせとは、たとえば、今までにない言葉の組み合わせをすることで、新鮮味のある言葉を作りだすことです。

たとえば、「歩きスマホ」という言葉があります。

これは、歩きながらスマホを見ることで、事故の増加につながり、危険な行為だとして問題になりました。

それまで「歩きスマホ」という言葉はなかったのですが、事故の増加から、世間で使われるようになりました。

このように今までにない言葉と言葉の組み合わせにより、新しい言葉が出来上がります。

文章も同じで、ありきたりな表現同士の組み合わせから新しい文章を作ることが出来ます。

たとえば、仕事などに使う「精が出る」という言葉と、「恋」という言葉を組み合わせて、

「恋に精が出る」という新しい表現ができました。

こういうように、新しい言葉の組み合わせをすると、今までに言語化されていない出来事などを表現し、読み手に新鮮な印象を与えます。

作り方は、簡単で、とにかく、言葉の組み合わせを繰り返すことです。そして、良いなと思える文章はメモしておきましょう。いつか使うときがきっとありますから。

また、一見、つながりのないもの同士を組み合わせると、より印象的な文章が出来上がります。

2,一回性を学ぶ

『書く人はここで躓く』という本の中に、”どんな小さな石でも、世界中に一つしかない。その一つしかないことを書くのが小説だ”という文章があります。

引用文献 『書く人はここで躓く』宮原昭夫 河出書房新社 106p

この「一つしかないことを書く」、というのは、またの名を「一回性」といいます。

どういうことかというと、他で起きたことがない、その場面でしか起きていないこと、それが、「世界中に一つしかない」や「一回性」ということです。

これがあると、物語にリアリティが増します。

そして、「世界中に一つしかない=一回性」を書くのですから、ありきたりな表現をしていては、「世界中に一つしかない=一回性」は書けません。

何故なら「一回性」という、今だ、誰も書いたことのない場面を書くのですから、ありきたりな表現では、表現しきれません。

すると、必然的に新しい言葉の組み合わせをした、新しい表現が必要となります。

一回性を考えて、作品を作ったり、文章を書くことは、今までにない新しい知覚や、ありきたりでない物語を作るのに良いと思います。そして、普通ではない文章の書き方に寄与すると思います。

 上手いとはどんな文章か

上手い文章とは、文章だけで人を感服させるような文章の書き方のことです。

一回性があり、新しい言葉の組み合わせをしていて、常にハッとさせる文章で、読む人を魅了します。

そして、そういう作品の多くは、日常の中に存在する、誰も気付かなかった見方を提供しています。

それは、一歩間違えると、宗教のように人間に影響を与え、人によっては読まないほうがいいかもしれません。

こういう作品の読者は二手に分かれます。

一つは、信者のようにその小説家の全作品を収集し、熱烈なファンになるか、もう一つは、逆に、ムキになって批判し、否定し、眼をそむけるか、どちらかになります。

生きていくなかで知らなくてもいいと思えるようなことが書かれている、そんな作品です。

こういう文章からさらに高みを目指す方法は、わかりません。

ただ、人とは違うことをするというのがポイントかもしれません。

村上春樹は、若い時に、洋書を、意味がわからなくても、ごりごり読んだそうです。

普通の人がしないことをするのがポイントだと思います。

天才とはどんな文章か

天才とは、今までにない文章を生み出し、日本人の言語に影響を与えた文章の書き方のことです。

 この文章の良さがわからない人は、既に天才の文章が、日本人が使う日常語に浸透しているため、特別、変わったものとは思えず、その良さがわかりません。

こういう文章の書き方は、五十年に一人ぐらいしか出てこないように感じます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

まとめ

○文章の書き方には、レベルがある。

○レベルは、自己満足→上手くない→普通→上手い→天才の順にある。

○自己満足の文章の書き方は、客観性のない文章のこと。

○上手くない文章の書き方は、技術が追いつかずに窮屈な文章のこと。

○普通の文章の書き方は、読みやすくて夢中にさせる文章のこと。

○上手い文章の書き方は、常にハッとさせて、感服するか拒否するか、どちらかの文章のこと。

○天才の文章の書き方は、五十年に一人ぐらいしか出てこない文章のこと。

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